不思議な世界、伊勢

ただいま伊勢での個展中です。先日不思議なことが二つ起きました。一つはアマテラスという10年くらい前に制作した作品を久しぶりに展示しました。手には八咫鏡を持っています。その鏡が行方不明になったのです。鏡がないとなんだか締まりません。鏡はスイッチみたいなもので無いとパワーが出ないのです。梱包を開けたのはおかげ横丁の方だったので、梱包材をひっくり返し三人がかりで探したのですが見つかりません。鏡が無いまま個展初日を迎えました。その日の夕方ふとアマテラスが入っていた箱を見ると梱包材の一番上にちょこんと乗っていたのです。?????何故?訳がわかりません。みなさんはびっくり!!鏡の神隠し。何か意味があったのでしょうね。

八咫鏡でびっくりしたその後、携帯がシムエラーというのを度々起こして通信不能に。何とか通話できるようになり念のため伊勢のドコモに行こうとカーナビに入れて出発しました。ナビは内宮の横の道を道なりに進めと言うのです。えっ!この道!?でも不思議と何も疑うことなく進んで行きました。三十分以上走りましたがドコモどころか人家もまばらな五十鈴川上流に迷い込んでしまったのです。道は車一台すれすれ、ガードレール無し。引き返そうにもUターンするところが無い。時は逢魔が時。

何とかUターンした時、携帯も、ナビも全く通じない場所だと言うことに気がついたのです。このまま行方不明になっても誰も気がつかないな・・・・・生まれて初めて感じた恐怖でした。とにかく来た道を猛スピードで引き返しました。内宮の横に戻った途端、携帯もナビも通じる様になりました。それにしても、つながっていないはずのナビがUターンするまで何故「道なりにお進みください」と言っていたのか謎ですね。後から聞いた話ではその辺りは「高麗広こうらいびろ」という内宮域の集落で聖域だそうです。
アマテラスの鏡が出てきた後、逢魔が時にあの地に迷い込むとは・・・・・神仏を作る者の心を試された様な出来事でした。長いお話失礼しました。
コメント